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ふと、思ったことを忘れない間に書いておこうと思った。

1999年、
漫才ブームが長い導火線に点いた火のように、ジワジワと来つつあった。

NHK放送の爆笑オンエアバトルなどの漫才・コントなど若手芸人による、
ネタ見せ番組がチラホラと出始めていた。
爆笑オンエアバトルは、お笑いのコンテストであるが、
それまであったお笑いコンテストとは大きな違いあった。

有名なお笑いコンテストで上げれば、上方お笑い大賞やABCお笑い新人グランプリなどがあるが、
どちらも審査方式は、審査員という人が会議によって受賞者を決定していた。
審査員は、作家や評論家のお爺さんやお婆さんなどが居るのだが、
見ていて誰だコイツら?なんでコイツらが面白いとか決めてるんだ?と僕は感じることが多かった。
正直、あんまり面白くない芸人が受賞したと思ったことがあったりした。(せんたくばさみとか・・・)

それに対し、
爆笑オンエアバトルの審査方式※1は、会場に居るお客さん一人一人が、1点を持っていて。
その一点を、面白いと思ったらネタを披露した芸人に入れていくという方式だった。
審査員は観客という形をとっていたのだ。※2

これは、テレビで芸人のネタ見せ番組を見ていた人にはとても新鮮だったと思う。

(※1
審査方法
審査員の審査基準は「(今見たネタを)全国に届けたいか否か」。一般審査員100人は最初、
それぞれ違う色に染色された15個のゴルフボール(色はネタ順に赤、白、黄、茶、緑、紫、オレンジ、ピンク、黒、青、灰、クリーム、黄緑、水、金)を持っている。

ネタが1組ずつ終了するたびに投票タイムとなり、
「(今見たネタは)オンエアOK」だと思ったら、その芸人に対応した色のゴルフボールを席の目の前にあるレールに流す。
そのレールは出場者の名前が書かれた1つのバケツに続いており、ゴルフボールはそのバケツに投入されていく。
投票後のバケツは挑戦者自身によってスタッフに手渡され観客の目の届く場所に置かれる。
この投票を全組それぞれで行い、全組のネタ終了後バケツの重さをデジタル秤で計測し、順位を決する。

※2
正直、地方での収録だと、その地方出身の芸人の得点が同情票みたいな感じで
沢山入ることもあったが、そういう芸人は、地方で同情票を貰ったのか確認するためなのか、
東京収録の時に再び呼ばれるという形もよく見た。
そして、そこで再びオンエアすると、常連として呼ばれるようになってたと思う。

見ていて、特に言えば、やはり大阪での得票差は一目瞭然ではあったが、
本当に面白い芸人は、結局大阪出身でなくても高得点を経てトップでオンエアされて居たので、
そこまで、不公平さは見られなかった。

僕個人の意見としては、東京での収録の時が一番公平な審査がされていると感じる。
出身での投票するという傾向が皆無にみられるからだ。)


2000年、
導火線の火は着々と前進していた。

テレビにまったく出ていなかった若手芸人が、
ちらほらとゴールデンに進出したりしはじめていた。
それは、こいつら異色だから、とりあえず出してみようという形ではなく、
こいつは、使えるのか?とテストするかのように・・・
このころ、中川家や品川庄司などが多くテレビに露出し始めて居たのではないだろうか?
その他、雑誌などでも徐々に取り上げられるようになっていた。

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