KDDIのネット回線セールスとのやり取り

KDDIの代理店とかいう会社から、月に1回レベルで来る詐欺まがいのセールス電話がある。

あまりにしつこくて1回30分くらい電話することになる。
きちんと30分くらい話さないと、その月に何度か電話されるので話してた。

最初の頃は、忙し時間帯にイライラさせてくれるなぁって思ってた。
でも、最近は慣れた。

今日したやりとりの一部始終

青が代理店の人
緑が俺

「KDDIの代理店の■■という者ですが、ネット回線の料金が安くなることをお知らせするためにお電話させて頂いています。」

『あ、また、セールスの電話ですか？』
ここでセールスの電話か確かめるの重要。現在契約しているプロパイダからの電話のように偽装してくることが多い。

「あ、はぁ・・・」
この時点で、相手は微妙な反応をする。

『なんていう代理店さんですか？』

「××××です」

『はい？もう一度お願いします。』
ここ重要、代理店名をハッキリと言わないで、大概ドモル。

「××××の■■です。」
でも、もう一度聞くと、きちんと答えてくれる。早口だったりして聞き取りにくいけど。

『はい、分かりました。でも、今のところ変更する気はないんで、結構です。』
一応、断りを入れてみる。

「あ、でもですね。今回、契約しているネット回線についてのお話がありまして、お電話させて頂きました。具体的に、お話ししますと、現在の料金よりも、契約を少し替えて頂くと1000円ほど安くなるので、プロパイダなどの変更手続きをして頂きたく、お話しさせていただいています。」
ここ早口で説明されるから、きちんと書けてないけど、もっと上手な感じで、KDDIのセールス的な話というより、今の状態から手続き変更すれば安くなるよってだけな感じの説明がなされる。

『いやぁー、正直変える気ないんで結構です。』
でも、断る。断固拒否。

「あの、何か、今の説明でご不満な点がありましたか？」
俺の言葉をシカトした上。ここまで説明させておいて・・・って感じの不機嫌な感じで言ってくる。

『んー、結局、KDDIさんに、ネット回線の乗り換えの話ですよね？』
前の説明だと、KDDIにネット回線の契約を乗り換えの話というより、単に手続き変更してくれってだけな話しになってるので、怪しすぎるので聞いてみる。

「うーん、そうなっちゃいますけど、ネット回線が現在よりもお安く提供出来るというお知らせをしたいと思ってお電話させて頂いています。」
後半要らなくね？ねぇ、後半いらなくね？

『今の所考えてないので結構です。』
やっぱり、拒否。

「（上の方に書いた感じのことを、省略しつつ早口で同じことを説明してくる）・・・それでも、ご不満な点があれば教えて下さい」
さっき聞いたよ。不満というと、強いて言えば電話を切ってくれないところ。
ハッキリ拒否理由を言って切らないと、月に2回以上かかってくる。

『今使ってる回線が安定してるから使ってるので大丈夫です。』
やっぱり拒否。

「（色々KDDIで取り扱ってるプロパイダを列挙してくる）こんな感じであるのですが、ダメですか？」
毎回、ここで説明されることは微妙に違う。前回かかってきたときは、ポイントがどうとか言ってた。
今回は契約できるプロパイダが増えたよーと言ってきた。

『あー、今、主にネットを利用するに当たって使ってるサーバとのping値が安定して出てるので、相性が良いので、変える気がありません。』
取りあえず、それっぽいこと言ってみた。

「○○（プロパイダ名）さんも、結構有名ですし、安定してると思うんで大丈夫ですよ！」
お前が決めるなお前が。

『いや、ping値って分かります？現在ネット使わなきゃいけない仕事してるんですけど、それが安定してるのが良いんですよね。なので、変更したくないんです。』
正直、俺分かってない。そう言えば、allianceで、それっぽいこと話したなーって、うろ覚えで言ってみる。

「ふーん、それって重要ですか？」
すげー適当に返される。お前・・・・お前・・・。

『あのですね。ping値ってのは、ICMPを使ってTCP/IPを調べる方法なんですけど、TCP/IPってことは、ネットワーク層とかトランスポート層あたりになるんかな？まぁ、要するに相手方のサーバまでにどんだけの時間かかるかとか、サーバを何個踏んで辿り着いてるか？とか調べたりするんですけど、今の所、今使ってるプロパイダがずっと安定してるんですよ。で、今、プロパイダを突然変更して、今、主に使ってるサーバへのping値が不安定になったら困るんですよ。分かりますか？』
結構長々と、言ってるけど、正直、ここら辺曖昧だし、勉強したの専門学校行ってた時だから、忘れてたりで、多分、間違ったこと言ってる可能性大。もし、相手が理解してる人だったら恥ずかしい。顔から火が出るだけじゃ済まないレベル。

「は、はぁ・・・でも、×××（プロパイダ名）さんはダメなんですか？」
良かった、分からない系な人だ。

『うーん、そこは、過去に使ってたXXと同じ会社なんですけど、凄い不安定でした。多分、顧客を増やすとかで回線の弾き直しとかで、サーバへのルートを変更しまくる可能性あるんじゃないですかね』
ごめんなさい、よく分かってないです。本当に適当です。マジごめんなさい。

「じゃぁ、×××（プロパイダ名）さんはダメなんですか？」

『そこは、まだ大手ってほどじゃないですよね？不安定になったりしたら困るので、不安なので、わざわざ変えたくないです』
本当は分かってないです。本当にごめんなさい。

「はぁ、×××（プロパイダ名）さん、ここはどうですか？」

『そこって、もともと、■■（プロパイダ名）さんじゃなかったですか？名前変わってるってことは、サーバとかも多少縮小とかで変わったり、まだ不安定じゃないですか？』
良い会社だって聞いてます。本当はプロパイダだけなら変えても良いかな！！とか思っちゃってます。
だから、元の会社名知ってたんです。ごめんなさい。

「あーそうですか」
凄い面倒くさそう。ごめんなさい。ごめんなさい。

[ここから数分、似たような押し問答が繰り広げられる。]

『なので、変える気はありません』
やっぱり、拒否しつづけてる。

「まぁ、お客さん、ネットとかに詳しいみたいですし。お客さんみたいにp2pやるなら、今のままの方が便利ですよね！！お時間かけてすみませんでした。」
凄い、半ギレだった。敬語な感じで半ギレだった。
本当、こちらこそごめんんさい。仕事なのにね・・・ごめんね。

『こちらこそ、すみませんでした。』
取りあえず、なんか、罪悪感があったから謝っといた。

「はぁー・・・ッチ」

・・・舌打ちしやがった・・・確実に舌打ちしやがった・・・

・・・あれ？

アイツ俺がp2pやってるって何決めつけてんだよ禿げ死ねや！！
しかも、p2pとさっきまでの話関係ねーだろ！！

pingとか関係あんのかよ！！p2pってシステム的にping関係あるのかよ！？
知らないよ馬鹿か！！

通信系の話してたから、p2pって、世間一般敵には、例のことを言ってるってすっぽ抜けてたわアホ！！
「あぁ、なんだ。取りあえず、通信方式で知ってる単語を、取りあえず言ったのかなぁー」
って思ってたわ。

あー、さっき、マジ皮肉だって気づかなかった・・・。
p2pって言葉久しぶりに聞いたわ。
知り合いから言われるとしたら、「Winnyだっけ？ああいう感じの・・・」みたいに、Winnyって言葉が出るから、
「p2pは、通信方式だけど、今、何言ってるんだー？」って流してた。

よう分からんけど、気づいてみて、なんか少しだけ悔しい。

まぁ、今日本当にあったKDDIの代理店さんとのやりとり。

次かかってきたら、KDDIにちくったる。