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一番古い記憶っていつなのかなぁって考えたら、2歳。
記憶の断片が少しだけ残ってる。
三輪車に乗って母親を追いかけていた。

そして、物心ついたのは、幼稚園生。
もう、その頃には、親から、「あれもダメ」「これもダメ」「お前には無理」「出来るわけない」そんな言葉ばかりかけられていた。
小学校中学年には、行動は萎縮していた。

サッカーをやってみたかった。
空手や柔道もやってみたかった。
絵を書いてみたかった。
将棋をきちんと覚えてみたかった。

だけど、やろうとしたら「お前に出来るわけない」この言葉ばかり浴びて前に進む機会を根こそぎ潰されていた。

勉強して、きちんと褒められたのなんて小学校1年目くらいまで、むしろ怒られるのが嫌で優等生やっていた。

小学生低学年の頃、プロレスに興味を持って、格闘技を始めたいと言ったとき、「お前には無理、出来るわけない。」そう言われた。
私は、身体が小さいので親心だったのかも知れない。
でも、親がまだ神様だと思っている子供は「お前には無理」なんて言われ方をし続けたら、自分は何も出来ない人間だと思い混み始める。

小学生の頃の私は優等生で、通知表は2重丸だらけだった。
全てがぶち壊れ始めたのは、私が中学生入学後、姉からのイジメが本格化した頃。
財布が盗まれるのは日常茶飯事、頑張って貯めて買ったゲームを売り払われる、顔を見るたびに死ねと言われる、舌打ちをされる。
親に言っても、「お前も悪い。我慢しろ」そんなことを言われていた。
この頃は、精神がぶっ壊れかけてたと思う。
そして、追い打ちに父親からこんなことを言われる。
『なんで成績が下がってるんだ?お前には、いい学校出て貰って、大学でも出たらすぐ、お父さんとお母さんを養ってもらおうと思ってたんだけどな』
世界がブチ壊れた。

あぁ、俺って俺の人生歩いてなかったんだ。そう考え始めた。
すぐに答えなんて出なくて、それでも『父親や母親を養うために生きなきゃいけない。自分のそんな未来なのは嫌だ』と考え、まず、勉強することをやめた。
自分が何をやりたいのか、考える日々が続いた。

「この先、どのような人生を歩む」とか考えるのではなく。「自分の人生を自分の為に歩むべきなんだ」と考えが固まるまでは時間がかかった。
その答えが出始めたのは中学卒業間際、入る高校の選択の時。
どちらにせよ、勉強が分かったとしてもテストは適当に答えていたので、行ける高校の範囲は狭かった。

高校は校則が緩い場所を選んだ。
そこで、自分のやりたいことが見つかれば良いなぁと漠然と考えていた。
なんだかんだ、この頃は自分のやってみたいことを試しまくっていた。
サッカー、テニス、ギター。
何をどうしたら出来るのか分からないけど試しまくっていた。
学校が楽しくて、学祭の時、絶対安静の膝を動かして古傷を作ってしまったりもした。
そして、この頃に決めた。
『絶対に、両親を養うだけの人生は歩まない。自分のやりたいことをやって死ぬ』
それで、色々考えた。
その為にどうすればいいのか。
とにかく、パソコン系の専門学校1年行く。その後実家に帰って地獄かも知れないが、お金をかけないで25まで適当に生きる。
25になったら適当に就職。
30までに、生きる方向性を固める。
そんなふわっとしたことを決めた。
そして今、アラサー時代。

なんとなく計画通りに進んでる。
この後の計画が白紙になる。
正直、怖いけど、これで初めて自分の人生なんだよなぁ。
とりあえず、親に頼るという保険をなくして、戸籍抜きてーな。
まずは、そこかなぁ。
はぁ、面倒くさいなぁ
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